Picture of the day

山谷は変わったともちろん僕も言う。それは良い意味でもあるが、以前厳しい現状が続いていることも事実だ。季節かわらず朝の早い街ではあるが、この時期になると会話の内容に越冬の文字が聞こえてくる。年末元旦にかけて宿を見つけていない人にとっては命にかかわる問題である。山谷を歩いていると、越冬や炊き出しの情報交換が聞こえてくる。

「俺今年は越冬できなくて死んでしまうかもしれねえ。お前その時は酒でもかけてくれや」
「なーに言ってんだ。頭ぼけたんでねえのか?○○荘の脇で越冬相談やってるらしいぞ」
「そうか。そこは女も紹介してくれんのか?ははは・・・」
「自分の命よりも女か。おめえは死なねえよ」

冗談まじりの会話の中に、必死に生き抜こうとする意志を感じることもある。なにも東京23区内でと思うかもしれないが、山谷に生きる人の多くは特定のエリアから外に出ることに何らかの抵抗を感じる人も少なくない。それは、自分たちがはじかれた者である、という認識を持っている場合に多い。つまり、外の世界には行けないのだ。

と、山谷の帳場でパソコンをたたいているわけだが、今目の前にヨーグルトやら卵やらが置いてある。うちの宿に20年近く滞在しているIさんがいるのだが、ここの所入退院を繰り返している。二年ほど前からそんな様子で、いつも一週間くらいすると少し元気になって帰ってくる。しかし今回ばかりはどうにも様子が違う。医者の話だと、確実に戻ってこれるとは分からないそうなのだ。

随分と気落ちしてしまい、もう駄目だ、と何度も会うたびに言う。今朝は入院に行く日。

「1km先の病院だって、家族がいりゃいいけど、俺なんて一人だから死んだら誰も泣きゃしねえ。これ、腐っちゃもったいないから食べてくれや」

Iさんは出掛けて行った。戻ってくるのだろうか。
今回ばかりは戻ってこない気もする。

戻ってくる事が良いことなのかは僕には分からないが。

池尻大橋


 

Picture of the Day 

この頃はまだ池尻ジャンクションの工事が始まって間もなかった。

当時はまだ実家の横浜暮らしだったが、都内色々撮っていたがどうしてか今住んでいる都立大学付近はほぼ撮っていない。

先日Youtubeで見つけたこの頃の都立大学はなんだかカオス。駅前の都立センターが活気づいていた頃だろう。

阿佐ヶ谷住宅 






 

三軒茶屋の好きな店 



三茶の隠れた名店と呼んでいるのだけど一般的に想像できそうなおしゃれな店でもなんでもないただの定食屋である。最後にいったのが三年くらい前なので今あるかどうか不明だけどあると信じたい、ぼくがよく行った店。世田谷警察あたりから246を自由が丘方面に一つ入った路地に或る。

この記事書くにあたって検索してみたがグルナビなどにはヒットしなかった。味がいいのはさておき、このレトロな感じがたまらないのだ。タクシーの運転手さんなどの漢どもの胃袋を十分にみたしてくれる。老夫婦でやっている小さな店だ。こういうのは好き嫌い分かれるところかもしれないが、トイレにいくのにこの老夫婦の家のトイレを借りなくてはならない。初めはえ?っと思ったがそういう飾らない所がまたなんともいえない。

いつか刺身定食だかなんだか頼んだら大根おろしをする時間がないからと大根一本とおろし機をだされたことがある。のこりはあげるといわれ三茶の駅を大根持ってうろついたのを覚えている。

三茶らしい店であり、らしくない店。まだやっているのだろうか?
今度行ってみたいとおもう。

横浜某所観察

休日という事もあって横浜の静かな所を歩く。ちょっと駅から離れると時が止まったかのような謙遜に包まれている。本当はそろそろSD9に入れた二個のCR123で何枚撮れるか書こうかと思っていたのだけど思いのほか減りが遅いのでそれはそのうち。下の写真は僕の適当な方のサイト(ほとんど知られていない)に横スクロールで乗っけてみた。CSSで横向きのスクロールにしようと思ったけどギブアップ。どちらがいいのか感想くれたら嬉しいです。

それはこちら。