66
2010.02.07 Sunday 23:13

Flophouse-Life-Boweryという写真集(と呼んでいいのかな)紹介したいのだが、その本を見ていてとても考え深いことがあったので書いてみる。本の内容はニューヨークにある安宿街に暮らす人々の様子をとらえたもので、まさしく山谷アメリカ版といった風である。フロントの様子など、驚く程類似点が多いのに驚く。
本の内容はまた今度にして、この写真集が全て66で撮影されている事が問題なのだ。というのも、66というのは僕の中で静物をとらえるものだと認知していた為、こんなに激しくもなりえる66というフォーマットを改めて見直したのである。考えてみれば世界に縦も横もなく、それは人間が勝手に与えた尺度であり、そういった点からみれば理にかなっているようにも思える。66というのは単にトリミングしやすいとかではなく、非常に被写体を見せるという点で優れているように思えるのだ。今日はちょっと巣鴨あたりを知人と散策していた。66を持つ彼はまさに写真家なのである。



